オヤジネコ四国へ行く!

またまた四国へ行ってきました。今回のお供はオヤジ。
素敵なシモン館でもいろいろボケてくれています。四谷シモン様、ごめんなさい。


「こんにちは、オヤジです。 初めてのフェリー旅行やから、頑張るでぇ〜!」
 
「和歌山から徳島まで2時間やて、最近運動不足やから鍛えとこか・・・・」
まず腕立て伏せから・・・・!!!!      そんでもって腹筋やッ・・・・!!!

はぁはぁはぁはぁ・・・・・・ではまた・・・・後ほど・・はぁはぁ」



徳島から一路高速で香川県坂出市へ。

パーキングにて日干しするネコ。
「ええ天気や〜♪やっぱり屋根の上は気持ちエエの〜」



 
蒲田醤油さんが昔お建てになった迎賓館のそこココにシモンドールが置かれているといった感じの展示になっています。
ドールも素晴らしいのですが、建物も素晴らしくてとても居心地の良い空間でした。


入り口を入るとすぐに・・・

 
突き当たりは日本間、右側に西洋風のお部屋。

 
館内はコーヒーハウスにもなっていて、どちらのお部屋でもコーヒーを頂くことが出来ます。
コーヒーを飲むもんやと期待していたオヤジですが、私も相方もコーヒーが飲めないので、断腸の思いで諦めました。_| ̄|○

 
天井の漆喰こて絵の素晴らしさ♪ 家具や窓枠の金具、カーテン金具にも職人の技が感じられました。

 
日本間。                                         「ええの〜。畳は落ち着くわ」

 
「わしんとこの縁台もこんなやったらええのに」←(オヤジ根本的に間違ってるでッ!)


オヤジ!居てへんて書いとるで〜ッ!!

 
「ジュディーはん、トイレに先客がいてはったわ・・・・。」 オヤジまさかココでッ?!なんかこの人も、心なしか困った顔に見えてくるし・・・・。(^_^;)

 
「綺麗な人が階段の上に居てはりまっせ♪」 ホンマや、綺麗やね。

 
階段をあがると、マントルピースのある広々とした洋間が。 オヤジは階段の上の人が気に入っているようなので、私は先に室内に・・・。

 
うぁ〜綺麗な表情。

 
こちらでもコーヒーがいただけるため、メニューが置かれています。 なんか凄いことだと思うんです。 ああっ…水が同じ値段でも良いんでココで飲ませてください!


一緒に行った相方、私が好きな物は一緒に見てくれる人ですが、今までドールでもベアでも可愛いとか綺麗とかは言ったことがありませんでした。
でも、人形館を出てからボソッと「あの子綺麗やったな…」と。 「え?どの子?」 「白い服来てた子」
基本的にドール、アウトオブ眼中の相方にさえ「綺麗」と言わしめた綺麗な綺麗な娘ッ子でございます。

 

 


「坊、気〜つけなはれや、あんたみたいな子にセーラー服着せたがるオバハンが居るんでッせ」
↑(笑える人だけ笑ってください)


お前なんか触りまくったるわッ♪  にゃははぁ〜♪



 

 
床の木組みも見事です。

 
静かだし、だんだんマッタリしてきました。 人形と違う我々はそろそろお腹が空いてきたかも。      部屋によって全てこて絵のデザインが違います。

 
オヤジ目線。                                   ジュディー目線。
 
そやから開けたらあかんッて!!            きっきの少女がこうなるらしい?相方には内緒やな・・・・



 
「ワシ、この廊下だけでも十分暮らせるわ。 この電気、月みたいで綺麗やな」

 
最後は金庫室。分厚い扉の向こうには、天使が。   何故君はこんな所に?



『四谷シモン人形館』の学芸員の方にいろいろ説明をしていただき、帰りにはこの周辺の見所まで教えていただきました。
 
もとは醤油の販売をしていた建物を開けていただき、正面扉から商店街の方へ出していただきました。
驚くのがこの洋館の立地です。
 
↑この部屋の窓から外を撮ったのが・・・・・・・・・・・・・・・・この写真。↑
で、ここを商店街の方から撮るとこちらになります。↓

ここからクルリと後ろを向くと、↓商店街となっております。
 
時代の波で寂れた商店街ですが、私には素晴らしい素材がいっぱいの町並みに思えます。
まだまだレトロ感の残った店がいっぱいで、このままではもったいないな・・・無くなるのはイヤだなとヒシヒシと感じました。

『四谷シモン人形館』を出た時刻は丁度お昼時、シモン館の学芸員さんに近所にあるという素敵な御食事処も教えていただきました。
「ここをまっすぐ行って右手に゛おとめや゛さんがああって・・・」
「・・・はぁ?」
四国に乙女屋が?と思いつつ聞いていると、
「お米屋さんがやっているお店で美味しいんですよ♪」
あっ、『おこめや』さんね。(^^;)
と言うことで、スタスタ歩いていくと・・・・

まあ、こちらも素敵な店構えですね。

 
店の名前は『こめや』だったんですね。丁寧に言うとお米屋になって、乙女屋と聞き違えるというあんばいです。

 
「ここもエエ居心地や。 あの天井の梁走り回りたいわ・・・・」
 
で、メニューを見てみると・・・・・ええ〜〜っ!!!!!! 「チ…チキンカツ定食290円でっか〜!!
 
290円の定食ってどんなもんよ?!と思いこわごわ注文…って言うか、注文してもよろしいでしょうか?という低姿勢。
相方は保険の意味もあり日替わり定食。しかしっ、運ばれた食事を見るなりビックリ。普通に定食ですやん!じゃなく美味しいですわ〜!
さすが乙女…じゃなくてお米屋、店内で釜焚きしているご飯が美味しい。 フライもサクサク、刺身もプリプリ。 2人で1000円ちょとでお腹いっぱいでした。


さて、次は前回も行った『三谷精糖』さんです。
前回はもう夕方で暗かったため、「へぇ〜こんな感じだったんだ」と妙に二度美味しい経験です。
 
今回の目的は2月に開催される小さい芽さんでの『人形とお茶会』に持っていくお雛様お干菓子。
人形好きにとってお雛様は外せない年中行事ですからね♪

 
店内にも御殿雛が飾られていました。                 「お茶でっか?そろそろ違うモンが呑みたい・・・」 ゲシッ!! 「イタイ・・・」



この後、地元スーパなどを徘徊しつつ相方調べの美味しいと評判の徳島ラーメンも食べ、満足してフェリー乗り場に向かいました。

オヤジ猫は帰りのフェリーの中、土産に買った阿波の地酒『うまいじょ』を持ってごきげんです。
私と相方は和歌山に着いてからスーパー銭湯でサッパリとしてから自宅へ帰りました。(マッサージ付き♪)
いずれ皆さんとドールツアーなんかも楽しいな♪などと思いつつ、今は次回のお茶会がとっても楽しみです。