2010年6月21日〜29日
『乙女屋』


テディベア作家なのに、なにゆえ『かごバック展』?・・・という疑問は多々あれど、
かごバックが好きなんだも〜ん♪という理由で参加させていただきました。

本当は自分でも持ちたかったロップイヤーのバック。
その名は『ウサカワ』♪
「ウサカワ」というネーミング、可愛い…ではなく(いや、可愛いんですよ^^;)ウサギの皮って事です。
カゴの上に平たいウサギをペロ〜ッと被せた感じで作ってみました。
かごバック展初日、オープンすぐにお迎えが決まり、とても嬉しかったです♪

可愛い布地かけたバスケットはよく見かけますが、ベア作家なのでやっぱりこれぐらいかけとかないとね。
口にはクローバーのお花と葉っぱをハミハミくわえております。

ファーはアルパカで裏地はシルク。
首と平たいボディーがカゴから取り外せるように作っています。
なので敷物としても仕様可♪←(誰がつかうの?)
このサイズのカゴが手に入ればまた作ってみたい作品です。



はい、そしてこちらが『ウラクマ』です。

白木のバスケットに色を塗り、気兼ねなく置けるように底鋲をつけました。

持ち手は本革で、ベアの手足のパッドに使っているもので、縫い止めている糸は、鼻の刺繍をするよりの強い刺繍糸。
ベア作家としてチョッとこだわってみました。

内側全て、毛足の長いアルパカのファーを張っています。(^O^) 手を入れると・・・・ウットリ♪柔らか。
中には顔だけのベアが・・・と言いつつ実は手もあるんです。(チェシャ猫みたいな感じですね)
可愛いものを持ちたい。クマを連れて歩きたい。でも・・・・という方ってけっこう多いと思います。
私もそうですから。
だからその思いをそのまま受け取ってくれたような方の元へ行ったことがとても嬉しかったです。
見た目は普通でも、持った人にだけクマの癒しが訪れる♪
それが大人が持つ秘かなお楽しみ、ウラ(内側)がクマバックです。

いつも立体動物達を作るのも毎回が勉強ですが、今回まったく違う形でテディベアというテイストを表現させて貰ったことが
いつも以上に刺激になって勉強になりました。
またいろいろなものに挑戦したいと思います。
ありがとうございました。