2007全日本ラリー選手権Round2
「久万高原ラリー」
2007年4月28〜30日

=sinさんレポート=

ジュディー
久万高原ラリーは昨年に続き、sinカメラマンが現地特派員です。
昨年は雨で現場のsinさんから「ドロドロやぁ〜!(T_T)」と泣きの電話が入りましたが、
今年は天候にも恵まれ、上々の観戦日和だったようです。
今年は二車線道路がギャラリーポイントと言うことで、前評判もかなり高かったです。
後で写真やビデオを見せていただきましたが、これはたしかに見応えがありそうです。
来年は絶対行こう!!炭山選手がエントリーしてくれなくても、とりあえず行こう!!(^^;)

先ずは競技前日の様子から。
会場である美川スキー場に到着したのは13時ごろ。
すぐにカメラを担いでサービスパークの方へ向かうと前方から見覚えのある人が、
JUDYさんご存知、元炭山選手のコ・ドラ、星野さんとかじままさん他そのご一行でした。
今回はマウンテンラリー主催者としての視察だそうです。
前回の唐津の時も、会場について真っ先にお会いしたのが星野さん。
こちらは受付をしていて気が付かなかったのですが、星野さんのほうから声を掛けていただき恐縮でした。

美川スキー場に到着して先ず最初に出会ったのが星野さん。前回の唐津の時もそうでした。奇遇。
「マウンテンラリーも来て下さい。」と頼まれました。
「久万高原ラリー」一発目の写真が星野さん…?
まっ、8月24〜26日に開催される『FMSCマウンテンラリー'07』の宣伝ということで。
皆様、マウンテンラリーよろしくお願いいたします。m(_ _)m
もちろん私も行きます! 炭山選手がエントリーしますから♪(^_^)/
九州の皆様、またマウンテンでよろしくお願いいたしま〜す。
(ひむかラリー'07 in 美郷、は残念ながら行けません。)

そしてサービスパークへ足を運ぶと、今は車検の真っ最中で思ったほどラリーカーが見当たらない。
ニシオガレージのトラックを見つけてそちらに行くとペースノートを清書中の山口さんの姿が、
本人曰く「大分修正してかなり良くなった。」との事で明日に期待できます。

や…山口さん?! さすが選手にカムバックなさると表情が・・・っていうか、なんか渡哲也みたいになってるしぃ〜。
でも、喋るとゆるゆるの関西弁。(^_^;) やっぱり関西弁は肌に合います、私。



隣は松岡選手と木村選手。  奴田原選手、炭山選手が不参加で開幕戦以上の成績が期待できます。
ガンバってくださいね、松岡選手、木村選手♪


オヤジと主婦のアイドル北村和浩選手。 でも、どこかいつもと雰囲気が違います。
そうなんです、髪がフンワリしてらっしゃるんです。
あの北村フリークのがじママが、しぱらく北村選手に気づかなかったと言うくらい前髪1つで雰囲気が変わります。
でも、これはこれでoffな雰囲気がグッドでございます。



電話の話し相手はJUDYさんです。携帯は私のですが北村選手も同じものを使っていました。
てへへ、全国の北村ファンの皆様ゴメンなさい。 危ない話はナニもしていませんので、ねんのため。(^_^;)


公式車検中の北村車。


今日は良い天気で明日の本番もこの天気が続くそうです。
おおっ、ステキな青空ですね。
選手の皆様、この青空を谷底から見上げないようにガンバって良いラリーをお願いいたします。




さて競技当日、会場には夜明け前5時前に到着。
オフィシャルの皆さんが集まっていて準備に取りかかり持ち場へ散って行きます。
夜が明ける頃には選手達も続々と会場に到着。
昨年はここにパルクフェルメが設置されていたのですが今年は宿までお持ち帰りだったようで。
ラリーカーに乗って選手も会場入りです。
そう言えば昨年は会場を引きのアングルで撮った写真にはパルクフェルメが写っていましたね。
今年はお持ち帰りだったんだ。 唐津のパルクフェルメの様子がなかなか良かったので、
最近はパルクフェルメからの出待ちもクセになりそうです。


夜明け前、今日も良い天気が期待できそうです。
sinさんも日焼けしそうです。


夜が明けると選手達も続々と会場に到着。


間もなく開幕です。
なんかこういう写真って、変にドキドキします。 今からラリーが始まるんだ〜って、心臓がチョッとバクバク…。


セレモニアルスタートの開始です。
いってらっしゃいませ〜!


いってらっしゃいませ〜! 電柱が近寄ってきたら避けてくださいね〜!

奴田原選手、炭山選手のいないこの第2戦の勝負の行方は?
優勝候補は昨年の覇者、ターマックキングの勝田選手。
それにどの選手が絡んでいくか。

昨年の実績から行くと
昨年3位の松井選手、それに石田正史選手、大庭選手といったところ。
松井選手は唐津でのマシンのダメージが無いかどうかもポイント。
大庭選手は二駆部門でここのコースをよく知っているのが強み。

次に未知数なのが北村選手と横尾選手。
北村選手、昨年は久しぶりの本格的ラリー参戦に加え初めてのコースで霧と雨に悩まされました。
今年はごらんのとおり天気良好、ペースノートも熟成して期待できます。
横尾選手は大場選手と同様、二駆でこのコースは熟知。
今年はランエボに乗り換え、その速さは唐津で証明済み。

とまあ、話題は豊富だったのですがふたを開けてみると、最初のギャラリー、SS3までにすでに5台がリタイア。
他にもクラッシュしたと思われるマシンも何台か見受けられました。
ギャラリーの放送で流れてくる情報では北村選手も成績がいま一つ、後で聞いた話ではホースが抜けてブースト圧が上がらなかったそうです。
それでも後半巻き返し2位でフィニッシュはみごと言うべきでしょう。
そして松岡選手もバッテリーやブレーキにトラブルを抱えながらも5位入賞。

ダートラの北村というイメージ・・・と言うより、間違いなくダートラ界のスーパースターの北村選手。
だからどうしてもターマックよりグラベルと思いこんでしまいます。
でも、今やターマックキングの勝田さんを猛追しているのは北村選手。
速い人はどんな道でも速いのです。



SS3、右コーナーで膨らんでこの時はあわやクラッシュかと思いました。
さすがに寸止めだったようで、良かったです〜。



松岡選手、綺麗に走り抜けていきました。




ギャラリーの前でリタイアする車も。

SS6、ロングストレート後の最終左コーナー。


優勝は開幕戦に続いて勝田選手。シーズンタイトルに向けてまた一歩前進です。
勝田選手強〜い!!勝田・北田組、連勝おめでとうございます。
これは次戦の京都がますます楽しみ。 なにやら大変なことがおきそうな予感です。



後半巻き返して2位でフィニッシュ。ラリーを楽しめたそうで本人も納得の2位でした。
北村選手も唐津に引き続き、2位ゲット。 北村・山口組、おめでとうございます。


松岡選手も5位入賞。次のひよしも頑張ってください。
わ〜い!全日本初入賞です! 松岡選手、木村選手、おめでとうございま〜す♪ 

終わってみると37台のエントリーなのに11台がリタイア。
それもほとんどがメカニカルトラブルでした。
唐津に比べて高速な分ブレーキ、タイヤ、足回りに負担がかかるようです。
たいへんなラリーだったのですね。
北村選手も松岡選手も、かなりのトラブルを抱えての2位と5位だったようです。

ニシオガレージHP
にその詳細が書かれていて、それでよくこの成績が…と、驚きました。
きっと何もなくて走りきったという選手は少ないと思います。
我々ギャラリーはたとえ現場で見ていても、そんなことまでは気づかないのです。
終わった後で何があったのかを知ると、「ああ、そうだったのか…」と、ラリーの虜になっていくようです。


今回もギャラリーのすぐ後にサービスインだったので、サービスの見学は出来なかったのが残念ですが、
ギャラリーステージはなかなか見ごたえがありました。
今回のギャラリーステージ、やっぱり良い感じですね。
かなり高速だし、「イニシャルD」とか読んで興味持った人が見に来ると、はまりそうなコースかも知れません。



松岡孝典/木村裕介選手」
祝・全日本初入賞記念コーナー


ニシオガレージから全日本にエントリーしているもう一組のクルー、松岡・木村組。
全日本ラリーで初入賞し、スター選手への一歩を走り出しました。
ラリーにはまれなビジュアル系クルー、ラリー界のキンキキッズ、関西ジャニーズが「関ジャニ」なら、この2人は「西ガレ」。
歌って踊れるかは不明ですが、速く走れて可愛いことは間違いありません。
これからがますます楽しみなクルーです。


ドライバー松岡孝典選手                   コ・ドライバー木村裕介選手


木村コ・ドライバー、お顔があまり見えてませんね。残念…。^^;
以前、ひえつきのセレモニアルスタートで2人がラリーカーから降りて手を振ったとき、周りのおばさま達から
「きゃぁ〜♪」と声が上がったらしい。



昨年の京都(シンフォニー)では、コースアウトで勢い余って電柱をへし折り、その直後車が爆破…炎上と、
特撮のような武勇伝をお持ちです。(^_^;)


松岡選手は、大らか(おおざっぱ)。 レーシングスーツかとかを脱ぎっぱなしにすると、木村選手がやってきて、
「もぅ〜!」と片付けていくそうです。  いいコンビかも。(^^;)







今年の京都は久万高原ラリーに続き、笑顔でフィニッシュしてください。(^_^)/



こちらの写真はニシオガレージさんから頂いた表彰式の写真です。



北村選手も、山口選手も良い笑顔です。


松岡選手、木村選手、おめでとうござます♪  次回も好リザルド期待しておりま〜す。



バックします。