マウンテンラリーSS4の途中で事故が起こり、競技が中断、中止されました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
当日、ネットのピンポイント天気予報でも雨の予報はされておらず、競技車の大半はドライタイヤ、
それもこの高気温のため一番堅いタイヤを選択していたと思われます。
そんななか、SS1が終わりSS2に入った頃、急に激しい豪雨でアスファルトの路面が川のような状態になったようです。
食いつきのないタイヤのため、上位選手でも一発即発のきわどいコントロール状態でラリーが進んでいました。
そしてSS4の途中、PDの編集長をなさっていた伊藤さんが、あまりの雨の激しさに危険を感じ、取材を中断。
引き上げる途中、ビデオ撮影していた、福岡ビデオバンクの2名に、危険だと注意していたまさにそのとき、
雨でハイドロプレーニングをおこした競技車が、ガードレールを突き破りコースアウト。
その際ガードレールが大きく変形し、それによって3人が弾き飛ばされ数m落下したということです。
後ろが崖だと言うこともあり、とっさに逃げる場所もなかったのでしょう。
近年確立されたラリー中の救急医療体制のすみやかな対応と、後続車の選手の賢明な
救助活動とで、最悪の事態は免れ、現在事故に遭われた皆様は快方に向かっていらっしゃるそうです。
事故に遭われた皆様の一日も早い御快復を願っております。
|