Rally Hokkaido
2008年7月13日(日)Day2
Day2 セレモニアルフィニッシュ
本日はシノチアキの観戦、愛国スーパーSS、セレモニアルフィニッシュとなっております。
本日も雨の用意は万全にして参りましたが、午後からは良いお天気になりそうです。
しかし、降るのか、晴れるのか、振るとしたらどのタイミングで降ってくるのか、
そして道はどこまで乾くのか、日陰ではどうなのか…?タイヤチョイス1つで大きくタイムに差が出てしまう競技では、
チームの皆様がピリピリ神経を使いながら車を送り出していらっしゃることでしょう。
モータースポーツは、一番自然や環境に程遠いと思われがちですが、
自然に挑むのではなく、自然に受け入れてもらえたものがポディウムに立てる。
自然や環境を慮らねば、けして勝てない競技。
ラリーはそんなモータースポーツなのだと思います。
私は毎年、ラリホとRJで観戦ポイントにたどり着くため、ウォーキングをして足腰を鍛えています。←(いや、マジで)
シノチアキは毎年楽しみにしているSSで、深い轍が名物?でございます。
インプやランエボでも必死で駆け上がってくる道を、二駆の車、そして今年はコルト達も走ります。
最後まで見所満載素、楽しさ倍増!
それを支えに心臓破りの階段と、長い道のりをテクテク歩きます。
昨年同様の観戦ポイントに到着。 顔なじみのお友達の姿も見えます。
昨年同様オフシャルの方に許可を得、邪魔にならない場所に応援フラッグを並べさせていただきました。
風で飛ばないようにテント用ペグで固定。(さすが、なんでも持ってるカマチョウ氏、グッジョブ♪(゚ー^d))
この準備が終わると、観戦パワーが、ドバァァ−−ッ!と盛り上がって参ります!!
ガンバレ0カー!ナニがあってもくじけるな?!
アジパシ組が通過後、また30分のインターバルでございます。
今年もMCの女性がいろいろ盛り上げてくださったので、あっと言う間の待ち時間です。
ほんの少し雨がポロつきましたが、その後はどんどん晴れに向かっていくようです。
雨は降りませんでしたが、このシノチアキの観戦ポイントは木々の下になっており、今年は毛虫が大豊作。
油断すると、いやしなくても、毛虫さんがポロポロ落ちて参ります。(恐)
もともと虫が嫌いな私ですので、こういう事に抜かりはありません。
ビビリながら座っていては観戦にも根性が入りませんので、
「養蜂家の人ですか?」というようなネットを頭からスッポリ被り、盤石の体勢での観戦をしております。
さて、全日本が来るぞ!と言うことで、横向き隊は扇子を装備。
横向き隊撮影班は手がふさがるので、いつもの位置に扇子を装着いたします。
おおっ!凛々しいぞ二人とも!
雪風さんが首からかけているのは、『エアホーン』たぶん持っていたのは彼だけだったんじゃないのかな?
セレモニアルスタートやSSでラリーの雰囲気が出る、あの「プァァァァ〜!」という音の正体がコレ。
参戦された方はお聞きになったかもしれませんね♪
Day1を1位で折り返した北村選手が1番手でやって参りました。
今年もコ・ドライバーのノリピーさんが手を振ってギャラリーにアピールです♪↑
どなたかはわからなかったのですが、アジパシでも手を振ってくださったコ・ドライバーさんが居て、ギャラリーはそーとー盛り上がりました。
もしかしたら、ココはコ・ドライバーさんのアピールポイントとして定着するかもしれませんね。(^o^)
岩下選手が落っことしていったこういうもの。↑
丁度走行ラインの上だったので、誰がオフシャルさんがどけてくださるかな?と思っていましたが、すぐに大嶋選手が近づいてきて、
思わず「大嶋さん危ないッ!!」と聞こえるわけもないのに叫んでみたり・・・。
結局、大嶋選手が轢いてこの落とし物は走行ラインの外に出ていきました。その後ゴールするまでタイヤが心配でした。
全車走り終え、最後は定番となりましたスイーパーにウェーブです。
定番のかけ声は『ウェーーブ!』なのですが、MCの女性は「せーの!」というかけ声で仕切ってくださいました。
我々は某氏の「タハー…」で、手を挙げていたのはココだけのヒミツです。
シノチアキから次はサービスパークに戻ります。
スーパーSSが始まるまではまだ時間がかなりあるので、少しゆっくり昼食をいただくことにいたします。
初日に行った『ランチョ・エルパソ』が好評だったのと、土曜入りのカマチョウ家がまだ食べていなかったため、再度行くことに。
雪風氏のご友人達とも合流し、美味しい昼下がりを満喫いたしました♪
この時点でも北村選手のトップは揺るがず、横向き隊はその瞬間のため、買い出しにも走ります。
どうですかこの晴天!
この後日差しはさらにきつくなり、昨日までで地面にたっぷりと染み込んでいる雨が次第に蒸発。
熱い以上の蒸し風呂状態でございます。 「爽やかな北海道、カムバークッ!」
ヤナ様と田口選手の攻防続くクスコチームのサービス。
静かに時を待つアーレスティチーム。
盤石のタイム差でフィニッシュを待つ新井選手のサービス。 0カーのコ・ドライバーの安東さんがいらっしゃったので、
「今回はいろいろと大変だったようで…」と声をかけると、「ホント!おかげさまで。」と笑っていらっしゃいました。 ああっ、安東さんがグレちゃってるよぅ〜。
ミツビシでは、こういうイベントも開催されていました。
石黒雄士選手がお手伝いをされています。 素敵な笑顔で笑ってくださいますが、やっぱり少し寂しそう。
でも、こんな風に笑顔でファンに接してくださると、本当の笑顔を見たくてまたファンも応援するんですよね。 頑張ってください、石黒選手。
セレモニアルフィニッシュの場所取りをしていると、キャロッセの大溝社長が声をかけてくださいました。 もうこの攻防は居ても立ってもいられない状態かも。
普段観光オンリーのS☆マユミ女史も、今日ばかりは気合いはいりまくってます。
この後、ヤナ様や炭山選手の走行はSSS会場でバッチリ応援させていただきます♪
SSSはサービスパークの隣だからと甘く見ておりましたが、ハンパ無く暑いのと、凄く遠回りをしなければならないため、
セレモニアルフィニッシュが始まる直前の往復はけっこうきつかったです。
SSSが始まる前の選手の表情。
一番はじめにスタートするのはもちろん柳澤選手です。
田口選手、柳澤選手、両選手とも渾身の最終SSでした。
チームドライバーの走りを見つめる炭山選手。
ディーン・ヘリッジ選手。
裕矢、やっぱりカッコイイ・・・・・。
SSSをすべてみたいのですが、セレモニアルフィニッシュが始まっているので、二手に分かれます。
ふと見ると大庭選手のコルトが・・・どうやらアクシデントがあった模様です。
北村選手、どうかギャラステスイッチ封印で戻ってきてください!
セレモニアルフィニッシュ。
FIA アジア・パシフィックラリー選手権
今回はアジパシも最後までドキドキさせていただきました。田口勝彦選手/マーク・ステーシー選手、おめでとうございました。
柳澤宏至選手/中原祥雅選手、悔しくて、そして素晴らしい2位、おめでとうございます。
新井敏弘選手/グレン・マクニール選手、総合優勝、おめでとうございます。 次戦PWRCでのご活躍を期待しております!
そして、やって来ました最後のファイト!
どひやぁ〜!新井選手をいじめると、後で本当に恐いことがおこりますよ〜。(^_^;)
S☆マユミちゃんの嬉しそうな顔♪
田口勝彦選手の良い笑顔です。 おめでとうございます!! 新井選手、おめでとうございます!!
炭山裕矢選手/美細津正選手、最後のSSS素敵でした。 次戦のインドネシア頑張ってきてください!
高橋冬彦選手/池田茂選手、シノチアキ格好良かったです♪
あれ?このプラカード持った人、どこかで見たような。(*^_^*)
高橋選手がポディウムに戻ってきて、一つ肩の荷を降ろした西尾監督。 もうすぐ北村選手が歓喜のポディウムフィニッシュを迎えます。
いろんな方向から写真を撮ったりお祝いの言葉をかけようと、数カ所に分かれてスタンバっております。
その頃ポディウムの後ろでは・・・。 あ゛〜っ殿!いけません、まだそれは早よ〜ございます!!
全日本ラリー選手権
大嶋治夫選手/井手上達也選手、第3位、おめでとうございます!
石田雅之選手/清田恵次選手、第2位、おめでとうございます。
さあ、とうとうこの瞬間がやって参りました。
待ちに待った優勝のポディウムです!!
金の扇子が取り出された瞬間、会場から『おおおお〜〜っ!』と、大きなどよめきがおこりました。
素晴らしいです北村選手! ヨッ!日本一〜!!
竹下選手も感無量の表情です。
恒例のキャッププレゼントでは、「扇子下さい!」と言われ、「コレは世界に一つやからダメ!」と言ったとか。(^_^;)
思えば2006年7月7日のラリー北海道で生まれた『横向き扇子』、とうとう金の扇子まで登り詰めてくださいました。
日本各地からやって来た横向き隊の皆さんも感慨ひとしおでございます。
北村和浩選手/竹下紀子選手、優勝おめでとうございます。
お二人が前を通るとき、ギャラリーからクラッカーの集中砲火と、祝福の言葉が送られました。
(ゴミが散らないクラッカーを使い、後は全て回収させていただきました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。)
JN1.5優勝、大井こずゑ選手/原田未樹選手、おめでとうございます!
頑張った車は今から車検に参ります。
さて、金の扇子に続き、金のくす玉も割ってみたいと思います。
「パコッ!」はい、おめでとうございま〜す♪
せっかくですので記念撮影を♪
しばらくすると沢山の方がサインを求めにいらっしゃいました。 嬉しいですね。
一人一人に丁寧にサインと握手に応えるお二人。
応援している選手のこういう姿を見るのが一番嬉しいですね。
戦い終わった車達が整然と並べられているパルクフェルメ。 よく見るとフロントスポイラーが割れたり、傷だらけだったりします。
つい先ほどまで泥だらけで戦っていた車達が、エレガンスサービスで綺麗に汚れを拭き取られ、華やかなポディウムにあがってきたのです。
最終日に誇らしげに並ぶ車を見たび、ラリーの高揚感と、祭りの後の寂しさを同時に味わうような気がします。
さて、RJだとココから最終のシャトルバスまで走らなくてはならないところですが、ラリホは近くに車を駐めておけますので、
好きなタイミングで移動することが出来ます。 次は表彰式が行われるホテルに参ります。
表彰式は『グランヴィリオホテル』で行われます。
今回、レキ車に使用された竹下選手の愛車がやって参りました。
おや、何かハデなものがぶら下がっていると思ったら、金のくす玉です。(^^;)
1階ロビーはこのような感じになっております。 ラリホグッズ等も沢山売られています。
しばらくするとカマキョウ&ちえぴーご夫妻がいらっしゃいました。後からカマチョウ氏に聞いた話ですが、カマキョウ選手がガックリしながら
「あれは良いサスペンションだった・・・」とつぶやいていたそうです。 すでに過去形で語られている所が猛烈に悲しいです。
皆様、カマキョウラリーショップで、何か買ってください。(T_T)
お風呂でサッパリしてご機嫌の北村選手、これから表彰式です。
JN4優勝・全日本総合優勝。 北村和浩選手/竹下紀子選手です。
二組しかいらっしゃいませんが、3位の大嶋選手と井手上選手は、まだ湯船で浮かんでいらっしゃるのかもしれません・・・。
今回はもちろん総合優勝もいただきました。
JN2優勝。 関根正人選手/五十嵐恵子選手です。
JN1.5優勝、大井こずゑ選手/原田未樹選手です。(代打・あや)
コ・ドライバーの原田選手はお仕事でどうしても帰らなければならなかったため、代打が起用されています。(^_^;)
プレスの方々が写真を撮りながら「金の扇子は?」と聞いておられました。
(我々はJAFの方の了解を得て、会場に入れていただきました。ご配慮ありがとうございました。)
1.5クラス大井こずゑ選手のチームメンバー記念写真。嬉しそうです♪ コチラもヤナ様とツーショット写真で嬉しそうなS☆マユミちゃん。
いただいた沢山の賞品を車に積みに行こうとロビーから出ると、そこにまさかの炭山裕矢選手。
憧れのドライバーツーショットに、しばしどうしていいのかパニクる私。
方や優勝、方やリタイヤ、こんな時ファンはどうするば良いのでしょう?
とにかく炭山選手も必ず勝ってくださいますので、その時にまたおおいに盛り上がるということですね。
本当に心からその瞬間を心待ちにしております。
さて、それから横向き隊ご一行様は、もちろん祝賀パーティーなのでございます。
一度ホテルに戻って車を置いてから帯広駅前の居酒屋に繰り出します。
皆さんけっこう疲れていますが、良い笑顔でございます。 途中、北村選手から「そっちに行きたいけど、無理っぽい」と電話が入りました。
もちろん選手の皆さんとのフェアウェルパーティーです、来ていただくなんてとんでもないです。
でも、そんなふうに気遣ってくれたのがうれしくて、みんなで電話に向かって『優勝おめでとう!!』と、声をそろえて言うと、
「ありがとう♪」と嬉しそうな声でかえしてくれました。 本当に嬉しくて、感動的な優勝でした。 こちらこそ、ありがとうございました。
その後、メニューオーダーの機械に占いがあったので7月A型(北村選手)で占ってみると凄く良い運勢で、
なおかつラッキーアイテムが『入浴剤』で、ラッキースポットが『広い公園』と出てみんなで大笑い。
そりゃ〜勝って当たり前やん♪(^_^;)
そんなこんなで遅くまで楽しお喋りをして、またみんなでポツポツ歩いてホテルに戻りました。
明日はまたそれぞれ別の飛行機で家に戻ります。
それまで六花亭でサクサクしようかな?
とにもかくにも今年も楽しいラリー北海道をありがとうございました。
北海道の皆様、いろいろお世話になりました。
次回の『Rally in Akaigawa』は、また応援よろしく御願いします。
今回の『ラリー北海道』、完結に表現するなら、まさにこの一枚ですね。
優勝おめでとうございます。&ありがとうございました。
バックします。
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